À propos de “Blanche Neige”お店の名前のこと。
Bonjour, mon nom est Blanche Neige. Miroir, o miroir, dis-moi qui est la belle?
こんにちは。わたしの名前は「ブランシュネージュ」。鏡よ、鏡。美しいのは誰かしら?
ブランシュは「白」、ネージュは「雪」。
「白雪姫」という名前のドレスアトリエです。お店の名前を決めるとき、
自分の名前をブランド名にしたりするのは気恥ずかしく、
フランス語の辞書をめくって、即決で決めた屋号です。
“Blanche = 白”は幸せの象徴
「白は私たちの心に大きな沈黙として、働きかける。この沈黙は、無限のすべての可能性をもっている。」
W.カンディンスキー(画家)
ウェディングドレスが白い理由。それは、まぎれもなく「白」が幸せの象徴であるからにほかなりません。
最初にフランスで「Mademoiselle “Blanche”」と呼ばれたときは、嬉しくて気恥ずかしかったです。
それから、「Madame “Blanche”」と呼ばれるようになった今は、このお店の名前でよかったと思っています。
C’est mon rêve du travail !私のこと。
今からずっとずっと前にさかのぼります。
1993年6月9日。6月の花嫁=ジューンブライドの雅子さまは、プリンセスになられました。パレードのテレビ中継に映る、プリンセスがお召しになっていたのは、森英恵先生デザインの清楚でクラシカルなドレスでした。シンプルなデザインでありながら、素材は高級なシルクだと一目でわかります。当時25歳だった私は、この素敵なドレスに釘付けになりました。
それから、「プリンセスたちのウェディングドレスは100%シルクの生地で作られていること」
「ディティールのレース、ヴェールはフランス製であること」
「ドレスを作るのにはマテリアル(素材)が一番大事であること」
に気が付き、ハイクオリティーな最高級素材にたどり着いたのでした。
プリンセスではなくても、一生に一度、ハレの日に、シルクのウェディングドレスに身をまとい、幸せになる権利が、ふつうの女の子でもあるはず。そんなに高い値段でなくて、トワルを作って(仮縫い)をして仕立てることができるはず。
「これを、わたしの夢のお仕事にしよう!」
それから、あっという間にこの「夢のお仕事」への第一歩がはじまっていきます。
同じ年の1993年10月8日、いろんな方に協力をしてもらい、渋谷区の代官山で約10坪のドレスアトリエ「Blanche Neige」を一人ではじめました。
小さな夢のビジネスは、思いのほか順調満帆にどんどん成長していきます。毎日、いろんなアイディアが面白いほどカタチになっていきます。ウェディングドレスとコーディネートするヴェール、コサージュ、シューズ、コアフ(髪飾り)、さらには、演出の小物やプチギフトまで、いろいろと作ってみました。
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌の取材もたくさんあり、タレントさんや女優さんのドレスを作ったり、支店もどんどん増やしたり、フランス挙式のコーディネートやフランスのドレスの輸入やホールセールまで・・・毎日が忙しく、自分の実力以上のお仕事をしていたのかもしれません。
それから紆余曲折がありながらも、あっという間に20数年が経っていました。ミレニアムを過ぎた頃から、ふと、「もしかして、あれは20世紀で終わった夢の素敵なお仕事だったのでは?」と、この20数年を顧みることもあります。
ただ、どんなに混沌とした時代になっても、「自分だけのシルクのウェディングドレス」に夢をもっている花嫁さんがまだいらっしゃること。
Le plus beau jour de la vie誰もがプリンセスになれる「人生で一番美しい日」 そんな花嫁さんのために、日々、ドレスをつくる「夢のお仕事」は、きょうも続いています。
それは、永遠の夢の続きかもしれません。
L’esprit de “Blanche Neige”Blanche Neige の「お約束」
1.
宮内庁御用達の高級な100%のシルク、フランスのメゾンで使われているソルティスのレースを使用します
2.
トワルをつくって、仮縫いをし、立体裁断でお仕立てします
3.
縫製は、技術力のある職人さんが国内のアトリエで行います
4.
ヴェール、コサージュ、小物、インナー、パニエなど、ハレの日の小物はドレスに合わせてコーディネートして、すべて新品をご用意します
5.
ドレス代金には、仮縫い代、お届け代、小物代も含まれます
6.
適正価格のフルオーダーメイド価格を設定しています。中心価格帯 25万〜40万円(税別)
7.
原産地表記、品質表記の開示をします